top of page
検索

【2025年版】市場の波乱に負けない!新NISA2年目の投資戦略とは?

更新日:7月24日

KABUACA(カブアカ)講師・神谷拓が解説

新NISAの戦略
新NISA2年目の投資戦略


✅投資の専門家・神谷拓が解説します


本記事は、投資歴20年・100名以上の個別指導実績を持つ、KABUACA(カブアカ)の神谷拓が執筆しています。


新NISA制度の2年目を迎える2025年、世界経済は再び波乱の局面に入りつつあります。


トランプ大統領の関税政策が市場に与える影響や、日銀の金融政策の変化をふまえ、今こそ“リスクに強い投資戦略”が求められています。


✅この記事でわかること

  • 新NISA2年目の注意点と投資家の不安要因

  • インデックス投資と個別株投資の賢い組み合わせ方

  • 金利・関税など、2025年の市場環境で意識すべきこと

  • 投資初心者〜中級者が取るべき具体的なアクション


1. 新NISA2年目は「波乱の相場」からスタート


2024年に始まった新NISA制度は、非課税で資産形成ができる強力な制度として注目を集めました。しかし2025年に入り、トランプ大統領の再登場と関税政策の再導入により、市場は大きな不安定さを見せています。


特に、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)eMAXIS Slim米国株式(S&P500)といったインデックスファンドを積み立てている投資家の中には、一時的に評価額がマイナスに転じ、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。


2. インデックス投資家が今やるべきこと


まず大前提として、インデックス投資は短期的な損益ではなく、長期的な成長を目的とした手法です。


  • 株式市場は年間10%以上の変動があってもおかしくない

  • 短期的な評価損は、むしろ“自然な調整”である

  • 長期的には世界経済とともに成長する


したがって、S&P500やオールカントリーのような優良インデックスファンドは、最低でも10年、できれば20年以上の視点で保有することが前提です。

この戦略こそが、時間を味方につけた投資であり、新NISAの本来の活用法でもあります。


3. 個別株投資家が注意すべきポイント


一方、個別株投資は高リスク・高リターンの世界です。2025年の日本市場では、以下のようなリスク要因が意識されています。


  • 日本銀行による利上げの可能性

  • 物価上昇(インフレ)の長期化

  • 金利上昇に伴うグロース株の下落リスク


特に、高PERのグロース株に偏ったポートフォリオを組んでいる方は要注意です。

利上げ局面では、将来の利益を期待する成長株よりも、現在の利益が安定しているバリュー株(高配当株)のほうが相対的に評価されやすくなります。


4. 学ばずして勝てないのが個別株投資


個別株投資で勝つためには、銘柄ごとの業績やセクターごとの流れ、金融政策の動向など、常に学び続ける姿勢が必要です。


  • なぜこの銘柄が上がったのか?

  • なぜ今、株価が下がっているのか?

  • 金利や為替が与える影響は?


こうした疑問に自力で答えられるようになることが、個別株で成功するための第一歩です。KABUACAでは、そうした力を体系的に学べる講座を提供しています。


5. インデックス+個別株の組み合わせが最強

私が長年の経験からおすすめするのは、インデックス投資と個別株投資を組み合わせる「コア・サテライト戦略」です。


🔸インデックス投資(コア部分)

  • S&P500やオールカントリーで長期資産を安定的に増やす

  • 新NISAの非課税枠を最大限に活用


🔸個別株投資(サテライト部分)

  • 1〜2年の保有を前提に、2倍〜3倍のリターンを狙う

  • 短期売買よりも、成長企業の中期保有が鍵

  • 銘柄選定力が成果を大きく左右する


この2つをバランスよく持つことで、守りと攻めの両方を兼ね備えたポートフォリオが構築できます。


6. まとめ:新NISA2年目こそ「柔軟な投資戦略」が鍵


  • 市場は常に変化します。2025年は波乱含みのスタートですが、悲観する必要はありません。

  • 大切なのは、「長期で育てる資産」と「攻めて増やす資産」を切り分けて考えることです。

  • 新NISAの制度を最大限に活用しながら、自分のリスク許容度や目標に合った投資方針を定めましょう。


神谷拓からのメッセージ


私は、過去に自分の資産を失った経験から「正しい知識を持たない投資は、必ずどこかでつまずく」と痛感しました。

新NISAは、誰もが公平にスタートできる素晴らしい制度です。ただし、その「制度」を生かすには、「戦略」が必要です。

2025年の今、どんな状況でも揺るがない「軸」を持った投資家になれるよう、一緒に学び、備えていきましょう。

 
 
 

コメント


bottom of page